熱い戦い、結束に感動

 フランスで開催されたサッカーの欧州選手権(EURO2016)は先日、決勝が行われ、ポルトガルが地元国フランスを破って初優勝を飾った。EUROは4年に1度、ワールドカップの中間年に行われ、ヨーロッパ王者を決める大会。日本時間では未明から早朝にかけての試合だったため、地上波でのテレビ中継をほとんどすべて録画し、熱中観戦して楽しんだ。
 決勝は開始早々にポルトガルの主将、クリスティアーノ・ロナウド選手が相手との接触で負傷。治療を受けたがプレー続行不可能となり、25分ほどでピッチを去るというアクシデントがあった。しかし、チームはエース抜きで奮闘し、試合は0―0で延長戦へ。交代出場のエデル選手が延長後半、決勝点となる強烈なミドルシュートをたたき込んだ。
 日本では参院選投開票翌日早朝の話。ロナウド選手がピッチ外に運ばれる担架の上で目頭を押さえ、涙を流す場面は仕事終わりの眠い目を一気に熱くさせた。さらに交代を余儀なくされたロナウド選手は、治療を終えてベンチに戻ったあと、延長戦が始まる前にはピッチ上でチームメートたちを鼓舞。足をひきずりながらサイドライン際から声を出し続けていた。
 また、テクニカルエリアでは監督と並んで選手に指示。右へ左へ動き回り大きなジェスチャーを見せたかと思うと、交代出場する選手の背中をたたいて送り出す。味方が惜しいチャンスを逃せば全身で悔しさを表現。個人やクラブチームでのタイトルをほぼすべて手にした彼が、ついに代表の主要トロフィーを獲得した。その喜びを爆発させる姿、そしてエースの途中退場で生まれたチームの〝アツい〟結束に感動した。
      (笑)

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