ブレーンストーミング法

 先日、日高川町の地域おこし協力隊の2人が日高高校中津分校でアイデアを生み出す方法の授業を行った。地域おこし協力隊とは、都市圏の若者を対象に募集し、地域活性化活動を行う職員。雇用期間は3年。日高川町では現在、4人の協力隊員が活動している。
 授業を行った2人は、寒川地区に住み活動。原木シイタケの産地化や木材の利用促進、ホタルの里の復活へ取り組んでいる。中でもホタルの里は平成23年の水害でほぼ全滅したホタルの復活を目指すもので、ことしは幼虫の放流を行うとともに、ホタル祭りに代わるイベントとして寒川ワンダフルナイトを開いた。
 そんな2人が授業に取り入れたのは「ブレーンストーミング法」。数人ずつグループになって、意見を出し続け、そこから新たなアイデアを生み出すというもの。メーンとサブテーマを決めた後は、全員で思いついたことをひたすら書き続ける。大事なのは質より量。思いついたことやそこから派生したことでも、とにかくいろんなことを書く。同様の方法は以前、商工会で開かれたアイデアセミナーでも聞いたことがあった。
 こういったアイデアを生み出す作業を行う中で、してはいけないことは、出た意見を否定すること。否定ばかりされると全員が「正しい意見を言わなければならない」という空気になり、結果的に意見が出にくくなる。最初は、冗談半分程度の意見をどんどん出しあう。出てきた意見を聞いたり、言ったりしているうちに、さまざまな意見が頭の中で混ざり合い、1つのアイデアが生まれてくるという。何かと新しいアイデアが求められる時代。行き詰まっていることがある人は一度実践してみてはどうだろうか。(城)

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