硬式少年野球 日本代表にタイガースから2選手

 硬式野球ボーイズリーグの和歌山御坊/ジュニアタイガースのエース中田惟斗投手(御坊中3年)と、主砲の小野寺優斗捕手(明洋中3年)が世界大会の日本代表に選ばれた。中田投手はU―15侍ジャパンの一員として第3回WBSCベースボールワールドカップ2016inいわき、小野寺捕手はジャパンチームのメンバーとして世界少年野球大会にそれぞれ出場。日の丸を胸に、世界の強豪との戦いに闘志を燃やしている。
 御坊タイガースは、ボーイズリーグの日本少年野球全国大会への出場を決めているほか、中学硬式野球のリーグを超えて日本一を争う第10回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップへの出場切符も手にしている強豪。その中でエース、主砲としてチームをけん引する2人が、今度は日本代表として世界の舞台で戦うことになった。
 侍ジャパンは全国5カ所で行ったトライアウトを突破した精鋭20人を選出。中田投手は身長179㌢、体重78㌔の恵まれた体格を生かした力のあるストレートに、スライダー、カーブ、チェンジアップと多彩な変化球を駆使して三振の取れる本格派。抜群のコントロールと気持ちの強さも武器で、ジャイアンツカップ出場をかけた奈良代表との一戦では2安打完封の快投でチームを勝利に導いた。すでに合同練習に参加しており、「すごい投手もいた」と、いい刺激を受けたようで、本番へは「走り込みなどでもっとストレートを磨き、世界相手でも三振を取りたい。目標は世界一です」とこぶしを握っている。大会は日本初開催で、今月29日に開幕し、8月7日まで福島県いわき市で行われる。日本代表は初日から5日連続で行われる予選ラウンドで、オーストラリア、キューバ、韓国、チェコ、コロンビアと対戦する。
 世界少年野球大会はボーイズリーグの16選手で構成。小野寺選手はセレクションに参加し、見事合格した。身長176㌢、体重80㌔で、長打力が魅力のスラッガー。アウトコースを逆らわずに右方向に打てるミート力もあり、タイガースでは不動の4番としてここ一番での勝負強さでチームを何度も救ってきた。「インコースを詰まらずにうまく打てるようになりたい」と練習にもひたむきに打ち込んでおり、本番では「バッティングでチームに貢献したい。ホームランを打って、目指すは世界一です」と力を込めた。大会は7月31日から8月5日まで韓国ソウルで開催される。
 タイガースの西畑卓也監督は「2人とも自分をアピールして、御坊タイガースの名を広める活躍を期待しています」とエールを送っている。

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