ネパールへ支援物資 協力者を募集

 御坊市などの有志でつくる和歌山ネパール友の会(桃木範子代表)は、11月中旬に支援物資を現地に運ぶ際、同行してくれる協力者を募っている。ネパールは昨年4月の地震で甚大な被害が出たが、復興は進んでおらず、加えて物価が上昇して住民の生活は苦しくなる一方。御坊市塩屋町北塩屋の桃木代表(72)宅には多くの物資が届いているが、飛行機で運ぶには一人30㌔の制限があるため、「一人でも多くの力が必要」と協力を求めている。
 代表の桃木さんは、在日外国人や海外の支援活動を行っており、昨年、発展的に解散したNPOラックではネパール訪問団の団長を務めていた。ネパールでの支援スタートは18年ほど前にさかのぼり、毎年食料品や衣類を送るボランティアを続けている。
 昨年4月、ネパールを襲った大地震では多くの人が犠牲となり、家屋倒壊など甚大な被害が出た。地震後とことし1月にも現地を訪問した桃木さんによると、復興はほとんど進んでおらず、物資の不足は深刻で、物価の上昇によって住民の生活はますます厳しくなっているという。
 1月の訪問時、現地でニーズの高かった衣類を届けようと、現在準備を進めている。桃木さんの活動を支援する多くの人から古着などの衣類が届いており、自宅などではすでに300㌔以上分が保管されている。一日も早く、少しでも多くの物資を届けたいが、飛行機で荷物を運ぶ場合、一人30㌔までという壁があり、すべてを送るためには10人以上の協力者が必要となる。
 11月中旬に出発し、1週間から10日ほど滞在する予定。これまでも支援を続けてきたチャリング村やカニケット村の障害者学校など3カ所を訪問し、衣類を手渡す計画を立てている。桃木さんは「自費で行ってもらわなければなりませんが、観光気分でかまいませんので、一緒に荷物を運んでほしい」と呼びかけている。
 問い合わせ等は桃木さん℡090―5461―9292、または事務局の道余幸男さん℡090―2383―1824。

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