和歌山南陵から初 空手の松下さんがインターハイへ

 県高校総合体育大会空手競技の部が6月4、5日に箕島高校体育館で開かれ、今春、日高川町和佐に開校した和歌山南陵の1年生、松下紗良さんが女子個人形で準優勝。同校初となる全国大会(インターハイ・7月30日から山口県長門市のながと総合体育館)出場を決めた。
 形は、決まった演武をし、技の切れ、パワー、スピード、決め、気合いなどを競う。女子個人には15人が出場し、トーナメントで熱戦。松下さんは初戦、那賀の選手と対戦し、スピード重視の形「観空大(カンクウダイ)」で5―0、2回戦も熊野の選手に「観空大」で5―0、準決勝は熊野の選手に同じくスピード重視の「燕飛(エンピ)」で7―0。決勝は那賀の選手と対戦し、燕飛を演武したが惜しくも3―4で敗れた。53人が出場した組手にも出場したが、2回戦で新宮の選手に敗れた。
 大会を振り返って「決勝の那賀の選手とは少し前の大会で4―1で負けていたため、差を詰めることができてよかった」と笑顔。インターハイに向けては「全流派が入り乱れる全国大会に形で出るのは初めてです。まずは初戦突破を目標に、県大会で課題となった下半身を中心に練習に励みたい」と話している。
 岐阜県瑞穂市出身。小学1年生のころ、テレビで見た空手に憧れ、岐阜市にある空手四大流派の一つ「松涛館流」の岐中支部に入門。中学校でも続け、さまざまな大会で活躍。3年生のときには松涛館流の全国大会で形、組手で2位に入った。
 全国大会で和歌山南陵の岡野拳大監督に声をかけられ、他の学校からも声がかかっていたが、最も空手に集中できる環境として和歌山南陵に進学。入学後は毎日、多い日は4時間練習している。

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