少年剣道 美浜クラブ勢が全国へ

 一般財団法人全日本剣道道場連盟主催の第30回県道場少年剣道大会兼第51回全国道場少年剣道大会・全国道場少年剣道選手権大会予選会は5日、和歌山市立松下体育館で開かれ、美浜少年剣道クラブの山本のどかさん(松洋中3年)が中学生女子個人の部で見事優勝を飾った。同クラブ勢は山本さんがメンバー入りした中学生団体の部でも準優勝と大活躍し、そろって全国大会出場を決めた。
 団体は小学生と中学生の2部門、個人は小学生男子・女子、中学生男子・女子の4部門で熱戦を展開した。団体では小学生上位6チーム、中学生上位5チームが第51回全国道場少年剣道大会(7月26・27日、東京都・日本武道館)に出場でき、個人は優勝選手のみが全国大会の出場権を獲得。山本さんは全国道場少年剣道選手権大会第34回小・中学生女子の部(10月9日、広島県・広島サンプラザ)へ県代表として出場することが決まった。
 中学生女子個人の部は32人がトーナメントで激突。山本さんは1回戦不戦勝で、2回戦は延長の末に胴で1―0。3回戦は面を奪って1―0、準決勝は延長の末に面を決めて1―0で勝利した。決勝は面を先取、面を取り返されて延長に突入したが、最後は面を鮮やかに打ち込んで2―1で制した。4試合のうち3試合が延長戦となったものの、「落ち着いて試合ができ、実力を出し切れました」。昨秋の中体連新人大会に続く県制覇を笑顔で振り返った。剣道歴11年、全国出場は初めてとなるが、「ベスト8を目標に頑張りたい」と一層の飛躍を期していた。
 中学生団体の部は14チームがトーナメントで争い、美浜少年剣道クラブは先鋒・松尾侑馬(松洋中2年)、次鋒・今枝萌(日高附属中3年)、中堅・玉置颯汰(松洋中3年)、副将・山本のどか、大将・鈴木駿一(松洋中2年)の5選手がメンバー。1回戦で弘武館を4―0、2回戦で砂山立誠館を3―0、準決勝で三輪崎剣志会を2―1でそれぞれ下し、決勝は砂山少年剣友会に0―5で敗れた。同部門では9年ぶりの全国出場。岸本和之監督は「一人一人が自分の役割を果たし、チーム一丸となって試合に臨めた。MVPはなかったが、チームとして持てる力を出し切れた」と健闘をたたえ、主将の玉置君は「全国大会では優勝を狙っていきたい」と力強く抱負を語っていた。
 同クラブ勢は、小学生女子個人の部でも今枝琴さん(松原小6年)が準優勝と大活躍。今枝さんは持ち前のスピードを生かした引き胴、面を武器に4試合を勝ち進み、全国切符がかかる決勝では惜しくも0―1で敗れた。県大会の個人戦では初の上位入賞。「調子がよかったので、面と引き胴を思うように決められました」と表情を緩ませ、「次の大会では県優勝を目指して頑張りたい」と話していた。
 日高地方勢では、小学生団体の部の塩屋道場が第51回全国道場少年剣道大会の出場権を獲得。塩屋道場は準々決勝で敗退し、ベスト4入りを逃したものの、敗者復活戦で巻き返した。

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