日高川、印南の4森林組合が合併予備契約調印

 日高川町の川辺、中津、美山、印南町の印南の4つの森林組合は8日、日高川町高津尾の日高川交流センターで合併予備契約調印式を行い、11月1日に新組合「紀中森林組合」を立ち上げる契約を交わした。6月中に開かれる各組合の総会の議決により、正式に締結。合併すれば正組合員数が県内トップとなる。
 調印式では、紀中森林組合合併推進協議会会長の山本羡也美山村森林組合長が木材価格の低迷や経営コストの増加、木造住宅着工数の減少など林業を取り巻く環境の厳しさなどから合併への協議に取りかかり、各組合の協調と融和でここまで話し合いを進めてきたことを説明。「新組合発足により組合員へのサービス向上とともに、日高の林業の飛躍的発展へ一層の努力を尽くしていきたい」とあいさつした。
 山本組合長、中津村森林組合の柏木一夫組合長、川辺町森林組合の八田啓組合長、印南町森林組合の谷廣美組合長、立会人の日高川町の市木久雄町長、印南町の日裏勝己町長の6人が予備契約書にサインし、最後に握手を交わした。
 今後は今月18日に中津、24日に川辺と印南、26日に美山の各森林組合の総会で諮られる。各組合総会で可決された場合、設立委員会を立ち上げて手続きを進め、順調に進めば11月1日に発足となる。合併後の正組合員数は2111人で県内の全20組合中トップ。組合員所有森林面積は2万9358㌶で3万3085㌶の南紀森林組合に次いで2番目。目標売上高は約4億円で4番目程度となる。
 4組合は平成24年8月に合併検討会を発足させ、合併への協議を開始。27年11月まで合計17回開き、ことし1月には本格協議に向けた紀中森林組合合併推進協議会を発足。全4回で調整を進め、今回の予備契約に至った。

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