御坊市長選立候補予定者に聞く ②産業活性化

 15日の告示が目前に迫った注目の御坊市長選。現職柏木征夫氏(75)=御坊市薗=と新人二階俊樹氏(51)=御坊市島=の一騎打ちが濃厚で、激しい前哨戦を繰り広げている。本紙では、両立候補予定者がまちづくりの政策についてどのような考えを持っているのか、4項目でインタビューした。各項目別に4日間にわたって紹介する。2回目は農林水産業、商工業など「産業の活性化」。
 柏木氏 
産業の活性化にはさまざまな職種の連携と、いまある地域資源を活用することを基本的なスタンスとして雇用の促進を図ることが重要です。企業団地等への誘致を今後も積極的に行っていきますが、たくさんある優良な地元企業のPRや「家業」の発展・振興に力を入れていきたい。農業、商業、製造業など御坊市・日高郡を支える産業を大切にすることは地域の活性化にも直結し、後継者不足解消にもつながります。まちを元気にするため、地場産業の魅力を内外に売り込むトップセールスに一層力を入れていかなければならないと強く感じています。さらに農林水産業、商工業すべてにいえることですが、ブランド化と高品質化は必要不可欠。例えば漁協が開発した人気のアンチョビのように、新しいことにチャンレンジする自主性を持った個人や団体をサポートする体制を一層充実させていきたい。商店街の空き店舗活用などアイデアを生かした取り組みを進めていくことや買い物に来やすい環境づくりのため、移動手段の一つとしてのコミュニティーバス等の導入について検討していきたい。日高港のPRの強化や本年度で予算化している「ふるさと納税」促進にも取り組んでいきたい。
 二階氏 
御坊市が全国シェア93%といわれるスターチスを大臣や国会議員、全国の友人に贈ると大変喜ばれます。漁港で行われている朝市はあっという間に売り切れになる人気ぶりです。御坊市の農林水産業や商工業が生み出した産物を「御坊ブランド」として、私自身が率先して広告塔となって大きく育て、外貨を稼ぐことに傾注したいと考えています。和歌山県には全国5位の多さである32カ所に道の駅がありますが、御坊市にはありません。これから地域ブランドを販売していく拠点として、道の駅を少なくとも2カ所は設置していきたいと考えています。紀伊半島を観光する旅行客に、印南インターで下りて御坊や川辺インターから帰ってもらう人の流れを作ることに力を注ぎます。地域産業の活性の一つの方法として、ふるさと納税の促進へ、返礼品の開発もサポートしたい。商店街の振興では、購入した商品を自宅や車まで配達する支援、高齢者の買い物支援など人が歩きたくなる仕組みづくりを考えたい。また、企業誘致は県と協力して進めていきます。地元には頑張っている企業、産業がたくさんあります。NPOで培った経験を生かし、地域産業を知ってもらうことにも力を入れたい。

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