和歌山太陽誘電 間接棟が竣工

 電子部品製造の和歌山太陽誘電㈱(林俊男代表取締役社長)が印南町印南原、しらこ工業団地内の本社工場の増設で進めてきた間接棟建設工事が完了。27日に現地で竣工式があり、同社や工事の関係者ら約80人が出席して完成を祝った。
 神事のあと、林社長が「今回の建屋建設は、チップインダクターのマザー工場として、市場の要求に素早く対応するための開発体制の強化や、試作・実験エリアの充実といった間接部門の機能強化が主な目的。この和歌山の地からナンバーワンの電子部品を世界に発信し、地域社会の発展と従業員の幸福に貢献していきたい」とあいさつし、親会社の太陽誘電㈱、登坂正一代表取締役社長が「『お客様から信頼され、感動を与えるエクセレントカンパニーへ』という経営ビジョンの実現へ寄与してほしい」と述べた。来賓の仁坂吉伸知事と地元の日裏勝己町長が祝辞を寄せ、終了後、林社長らの案内で見学が行われた。
 より高品質、高精度な製品の安定的な供給へ向け、本社工場に隣接する約4800平方㍍の敷地に鉄骨2階建て、延べ床面積約4000平方㍍の工場を建設。研究開発部門がメーンになっている。昨年10月に着工、ことし3月末までに完成し、今月から操業を開始している。また、平成27~29年度の3年間で計40人の正社員を新規で地元雇用する見込み。すでに20人が採用されている。投資額は土地代を除いて約20億円。
 設計は和新・設計事務所(古久保泰男所長、御坊市)、施工は建築が㈱淺川組(栗生泰廣代表取締役社長、和歌山市)、電気が㈱狩谷電気(狩谷典男代表取締役、御坊市)、機械設備が東洋熱工業㈱大阪支店(平田順一支店長)。

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