仁坂知事がインドネシア、香港訪問へ
- 2016/4/14
- 政治・経済
仁坂吉伸知事は16日から22日まで、経済交流の拡大、観光誘客等を目的にインドネシアと香港を訪問する。
インドネシアでは、ジャカルタでプロモーション行事とセミナーを開催、同国の商業省を訪問し、経済交流促進の共同声明を行う。和歌山県と津波対策の分野で交流のあるアチェ州では、津波博物館への和歌山コーナー設置式典が行われ、ジャカルタとアチェ州で「世界津波の日」制定記念の講演を行う。
香港では、和歌山県観光大使を務めるEGLツアーズの袁社長を訪問。最終日には、和歌山県との間で経済交流活性化に関する覚書を締結している香港貿易発展局のマーガレット総裁と会談し、県産品の販路拡大を図るため外食関係の企業も訪問する。
仁坂知事は「インドネシアは昨年の二階俊博自民党総務会長の訪問により、県も商業省とのコネクションができ、互いに経済交流を盛んにしようということになっている。アチェでは世界津波日の制定もあり、濱口梧陵さんと世界津波の日の意義について話をしてきたい。香港は和歌山県に一番多くの観光客を送ってくれており、EGLの袁社長を訪問してお礼を述べ、ほかには和歌山からの食品関係企業の輸出に関して可能性をさぐってきたいと思う」と話している。