性格診断で組織活性化

 簡単な2つの質問であっという間に性格診断ができる「類人猿分類」というのがある。ネットで調べてやってみたところ、「チンパンジー」との結果だった。
 2つの質問にAかB、aかbで答え、A・aなどの組み合わせで、チンパンジー、ボノボ、オランウータン、ゴリラに分類される。チンパンジーは勝ちにこだわる積極派、新しいチャレンジに適任とされ、みんなを引っ張っていくタイプ。ボノボは空気の読めるおしゃべり好き、人間関係を円滑にしたり相手が求めているサービスを敏感に感じ取ったりできるという。オランウータンは職人気質、客観的に物事を捉えることに長け、数字の分析の仕事が向くようだ。ゴリラなら平和主義の安定志向、事前準備が周到で、単調な作業の繰り返しでも根気強く続けられるなどと診断される。
 社会人なら、会議で誰も発言しない、つまらない時間を過ごしたこともあるのではないか。職人気質、安定志向のタイプがそろうとそういう状況になりやすく、むだに時間を費やすことになる。4つのタイプをうまく組み合わせて適材適所の人員配置をすれば、おのおのの力が発揮できて成果も挙がるといい、実際にスーパーでこの分類法をスタッフに取り入れたところ、売り上げがかなりアップしたというから侮れない。
 中小企業の場合は限られた人材で、人事も長い間固定のことが多く、組織の活性化を妨げる一因になっている。そんな中、少し配置を変えるだけで、新たな可能性を生むことがあるかもしれないということだ。春は異動の季節。新しい環境になった時には相手のことをよく知ってから行動するのが円滑な人付き合いの秘けつでもあり、人事担当だけでなく参考になる診断である。 (賀)

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