湯川中学校校舎落成式に200人

 御坊市の湯川中学校校舎と体育館の新築工事完成を祝う落成記念式典が19日、同校体育館で行われた。関係者や来賓、生徒、保護者ら約200人が出席し、主催の湯川小・中学校校舎建築推進委員会の山下敏彦委員長は「長年の念願がかなった」と喜びをかみしめ、生徒を代表して生徒会長の木下陸君(2年)が「新校舎で楽しい毎日を」と充実した学校生活に期待を膨らませた。
 山下委員長はあいさつで、多くの人の理解と協力で新築できたことに感謝した上で、生徒たちに「勉学にスポーツに励み、高校、大学、社会へとこれからの人生を切り開いていってほしい」とエールを送った。柴田耕治校長は「地域一番の素晴らしい校舎にふさわしい教育を家庭、地域とともに進め、確かな学力、豊かな心、生きる力を育んでいきたい」と決意を新たにした。新築事業に貢献した個人や工事関係者に感謝状を贈呈。来賓の柏木征夫御坊市長は「今後の校舎建て替えのモデルになる学校。伝統を築き、若い皆さんが夢と希望を持つ学校にしてほしい」、西本和明市議会議長も「将来、御坊市を引っ張っていく人が育ってくれると期待している」などと祝辞を述べた。生徒代表の木下君は「新しい校舎で新しい歴史が始まることに期待と緊張感を持っています。気持ちを新たに勉強やクラブ活動、クラスメートと楽しい毎日を送り、今しかない中学校生活を充実させることを誓います」とお礼の言葉で力を込めた。最後は地域住民も大勢集まって体育館で餅まきを行い、にぎやかに完成を祝った。
 老朽化した旧校舎と体育館を新築。新校舎は鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積4116平方㍍。旧校舎に比べて1・4倍の広さ。各教室や廊下、玄関など屋内はスギ、ヒノキの紀州材がふんだんに使われており、木の香りと温かみあふれる仕上がりとなっている。屋外には階段も設置しており、津波や洪水時には地域住民の避難所としても活用する。体育館は鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積1290平方㍍。旧体育館の約2倍の広さで、更衣室や2階に卓球場を設けている。屋上には太陽光発電設備(20㌔㍗)も設置。
 設計は㈱岡本設計御坊事務所(佐藤和夫所長)、施工は谷口・玉井・巧細川特定建設工事共同企業体(代表者・㈱谷口組谷口光代表取締役)。

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