印南町長選 予想の2氏が立候補

 任期満了に伴う印南町長選は2日告示され、2選を目指す現職の日裏勝己氏(65)=皆瀬川=と元町職員で新人の湯川和幸氏(58)=印南原=がともに無所属で立候補した。大きな争点がないなか、現町政の評価を問う選挙として現新の一騎打ちがスタート。7日の投開票日に向け、それぞれ出陣式で力強く第一声を放ち、まちには〝お願いコール〟がこだました。(記事は届け出順)
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日裏 勝己氏(65)=無現①
 日裏陣営は印南地内の選挙事務所で出陣式を行い、支持者ら約500人(主催者発表)が集まった。中村泰介選挙事務長は相手陣営からささやかれているとする庁舎移転や政策についての批判を真っ向から否定のうえ、「町長は実直であり、目立ったパフォーマンスができない。この4年間、地道に努力してきた結果、県へ行っても国へ行っても顔を覚えていただいて太いパイプもできた。やっと仕事ができる環境が整ってきた」とアピール。「皆様方のお力で押し上げていただいて、いい成績で当選させていただきたい」と2選へ支持拡大を呼びかけた。マイクを握った日裏候補は「この4年間は防災対策に力を入れた。今後は、地方創生が叫ばれる中、住みたい、住み続けたいという多くの思いを、印南町がきっちりと支えていく。住む場所も必要、子育てをしやすい環境も整えなければならない。当然、福祉もそう。何よりも産業を確立していかなければならない。農業、漁業、林業、それもしっかりと支えていきたい」と力強く訴え、「10年先、20年先によくやったといわれる行政をやっていきたい」と力を込めた。最後はガンバローコールで気勢を上げた。
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湯川 和幸氏(58)=無新
 湯川陣営は、印南地内の選挙事務所で出陣式を行い、支持者ら約300人(主催者発表)が集結。はじめに裏野尚男後援会長が「対話の行政による民意の反映、信頼の回復、新しいリーダーの誕生へ票を積み重ねていく必要がある。出遅れを取り戻すべく、攻撃の手を緩めず、ご支援お願いします」と支持拡大を呼びかけた。マイクを握った湯川候補は「出馬表明時のゼロから選挙を戦えるまで支援くださり、感謝しています」と述べたうえで「私は対話によって行政と住民の信頼関係を確実なものにしていく」とマニフェストの1つ「信頼の行政」について熱弁。続けて「健康づくり」「経済」「防災」「子育て・教育」「人口対策」の5つの公約を訴え、「前哨戦を通じて景気の悪さを肌で感じた」と「町長報酬10%カット」を7つ目に追加。「アベノミクスが届かないなか地方創生には自ら考え、自ら行うまちづくりをしていかなければならない。それは対話から生まれるもの。素晴らしい印南町をつくっていくため私に実行させてください。精いっぱい頑張ります。どうか最後まで支援を賜りたい」と力を込め、「ガンバロー」の三唱で拳を突き上げた。

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