日高元気塾が新商品を開発

 日高町の農業者らでつくる日高元気塾(井上純代表、メンバー5人)は、自分たちが栽培しているナタマメを使った「なた豆茶ショコラ」を開発し、地元のファーマーズマーケットや道の駅などで販売している。健康食品とされる「なた豆茶」の粉末をチョコレートに入れた県内初、全国的にも珍しい菓子で、来月14日のバレンタインデーを前に話題となりそうだ。
 ナタマメはマメ亜科の1年草。さやが刃物のように見えるのが特徴で、近年は口臭予防や蓄膿症、メタボ、アレルギーなどに効果があるとされる健康食品として注目。また、栽培に際して鳥獣害の被害が少ないとされる。そんなナタマメに、日高元気塾が農業の6次産業化(生産から加工、販売まで)や遊休農地の活用などを目指して着目し、平成25年から栽培を始めるとともに、なた豆茶を開発。さらに26年にはなた豆あめも作って販売している。栽培面積はメンバー全員合わせて30㌃で、26年は3㌧、昨年は1・5㌧を収穫した。
 ナタマメを使った商品第3弾となるなた豆茶ショコラは、開発と製造を日高川町和佐のたにぐちチョコ、商品の箱詰めを有田川町の障害者施設コスモス作業所に委託。方杭の井上代表(64)は「農(業)商(業)福(祉)が連携した取り組みとしてもこだわりました」と話している。
 新商品には、なた豆茶の粉末を全体の2・5%分配合。ナタマメの味にはくせがなく、チョコレートとの相性はばっちり。Aコープひだか隣のファーマーズマーケット「さわやか日高」によると「生チョコみたいなのも入っていておいしいと大好評です。大阪から来た人は珍しいからと言って25箱買っていきました」と話していた。価格は1箱650円と860円の2種類。

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