弘武館川辺道場に教育奨励賞

 少年少女の剣道指導に長年尽力し、家庭及び学校教育、地域社会の向上に貢献する活動を継続してきた団体をたたえる一般財団法人全日本剣道連盟(張富士夫会長)の平成27年度少年剣道教育奨励賞に、日高川町の弘武館川辺道場(山﨑武男館長)が決まった。川辺道場は平成元年4月に設立以来、四半世紀以上にわたり文武両道の指導を実践、青少年健全育成に努めてきた功績が高い評価を受けた。
 御坊市島の弘武館は昭和31年に設立され、川辺道場は日高川町の小中学生の受け入れ先として平成元年4月に活動をスタートした。当初は27人のメンバーで野外の中津川グラウンドで稽古。半年ほど経過後、拠点を川辺西小学校体育館に移し、現在に至る。練習は毎週水、土曜日午後5時から7時まで行っており、ОB、ОGは100人程度。島の道場同様に「礼儀を正しくする」「努力を惜しまない」「忍耐強くする」の3つの道場訓を掲げ、土曜日の稽古前には漢字検定の勉強に取り組むなど文武両道を実践している。全日本剣道道場連盟主催の剣道作文体験発表と書道展では、それぞれ全国最優秀者も輩出している。
 本年度の少年剣道教育奨励賞は全国で約150団体に贈られ、県内では川辺道場と紫雲会(和歌山市)、加茂郷少年剣道クラブ(海南市)の3団体が受賞した。島の弘武館は2年前に表彰を受けている。
 川辺道場の現在の道場生は小学1年生から中学3年生までの男女7人。主将の安部広大君(川辺西小6年)は「先輩方が27年間活動を続けてきたので、いただけた表彰。僕らも小さい子を誘って、もっと活動を続けていけるように頑張っていきたい」と賞状を手に一層の飛躍を誓い、山﨑館長は「いまは道場生が少なくなりましたが、来年からは道場を盛り上げられるように、いろいろな方法を考えていきたいと思います」と話している。

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