日高川の遺族会が忠魂碑を修復

 日高川町遺族会丹生支部(宮本欣治会長)は、江川の阿弥陀寺に建立されている戦没者の忠魂碑を約90年ぶりに修復。業者に依頼して本格的に行い、刻まれている文字がはっきり見えるようになり、「地元の多くの方に知ってもらいたい」と呼びかけている。
 忠魂碑は日清戦争(1894~1895年)や日露戦争(1904~1905年)の戦没者を弔うため大正13年5月に帝国在郷軍人会丹生村分会、丹生村青年会が建立。揮毫は川村景明元帥陸軍大将子爵(1850~1926年)。日清、日露をはじめ太平洋戦争など戦争で亡くなった丹生村の人を弔う碑として毎年慰霊祭も行われていたが、石碑についた汚れや苔などで文字が見えにくくなり、また花を立てる台が破損していた。住民らで清掃は行われていたが、遺族会丹生支部では後世に残すため文字が見えるようにしようと本格的な清掃を中心に修復した。宮本会長は「戦後70年の節目に立派に修復することができました。戦争で犠牲になった人のことを忘れずに後世に伝えていくため多くの方に知ってもらいたいです」と話している。修復は御坊市野口の大杉石材店が請け負った。

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