年末年始特別警戒がスタート

 人、物、金の動きが活発になる師走の事件抑止や事故防止へ向け、御坊署の年末年始特別警戒と県のわかやま冬の交通安全運動が1日、スタートした。警察や行政と民間ボランティアらが地域ぐるみで安全安心のまち実現へスクラム。初日、特別警戒では出発式が行われ、交安運動では街頭啓発が展開された。
 出発式は同署前であり、「特別警戒」の腕章をつけた制服姿の署員40人ほか、管内で活動する自主防犯組織の隊員や少年補導員、交通安全関係、警察を支援する団体のメンバーらが整列。保富速人署長が「ことしの治安状況は刑法犯、交通事故とも減少傾向にありますが、年末は人、車の往来が増え、開放感から心が緩み、犯罪や事故の多発が懸念されます。徹底的な検挙と取り締まりに努めていくなか、警察の力と住民の心が合わさり、手を取り合うことで安全安心が確保できると信じています」と士気を高め、一致団結を呼びかけた。寺下和史刑事課長がパトロールの出発を力強く宣言し、号令を合図に一斉乗車。同署幹部や参加者に見送られながら白バイ、パトカー、自主防犯隊の青色パトカーが勢いよく街頭監視に飛び出していった。来年1月10日までパトロール態勢を強化。事件事故の抑止、防止対策に力を入れていく。
 街頭啓発はオークワロマンシティ御坊店前で行われ、署員や県と日高地方の市町職員、交通安全関係団体のメンバーのほか、県警マスコットの「きしゅう君」、野口小学校の1年生11人ら約100人が参加。日高振興局地域振興部の嶋岡真志主幹が「事故のない日高路を目指し、よろしくお願いします」とあいさつしたあと、買い物客らにポケットティッシュ、反射材、チラシを配り、地域ぐるみでの意識高揚を呼びかけていった。
 交通安全運動は10日までで、重点は「子供と高齢者の交通事故防止」「飲酒運転の根絶」「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」の3点。学校帰りに自転車で寄ったという高校1年生の坂口綾乃さん(16)は「スマホやイヤホンの〝ながら〟は危ないのでダメ。小学生に言われて、あらためて気をつけなきゃいけないなと思いました。友達にも注意したいです」と話していた。

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