畑木さんに調理師関係厚労臣賞

 調理技術の発展や資質向上に貢献した人をたたえる本年度調理師関係厚生労働大臣表彰の受賞者が決まり、日高地方から唯一、日高調理師会長で㈱花ご坊社長の畑木正三さん(57)=御坊市薗=が選ばれた。38年間調理師として常に技術の向上に取り組んでいるほか、若手の育成や調理講習会の講師として尽力していることが評価された。表彰式は17日に東京の厚生労働省で行われる。
 畑木さんは辻調理師学校を卒業して19歳で調理師免許を取得し、花ご坊に名前を変更する前の観光センターで調理師として修業。25歳から53歳までの28年間は料理長を務め、地元の旬の食材を使って「お客さんの立場になって」をモットーに味はもちろん盛り付けなどにも気を配って料理を提供してきた。53歳で社長に就任してからは後進に料理長を任せているが、いまでも厨房に立って日々調理技術を磨き、若手の育成にも力を注いでいる。
 日高調理師会では平成19年5月から6年間副会長、25年5月からは会長を務めており、現在3年目(2期目)。食中毒予防や調理技術向上のための調理講習会を年に数回開いているほか、小学生に料理を教えるキッズシェフを開催したり、高校生には巻き寿司の巻き方指導、高齢者福祉施設にも出向いて調理員を対象に野菜やフルーツの切り方、料理の盛り付けを教えるなど講師としても積極的に活動してきたことが認められた。これまでにも県調理師会長表彰や昨年には県知事感謝状も贈られている。畑木さんは「来店いただく皆さんに喜んでもらえる料理を提供することを心がけていますが、まだまだ勉強の毎日です」と常に向上心を持っており、受賞に「調理師会はじめお客さまや関係者の皆さんに支えていただいているおかげ。これからは少なくなってきている調理師会員を増やしていくことと、いろんな人の意見を聞きながらもっと料理の幅を広げていけるよう頑張っていきたい」とますます張り切っている。

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