和歌山南陵高校 来年4月開校へ

 日高川町和佐で来年4月、学校法人南陵学園(静岡県菊川市、菊地伸幸理事長)が運営する和歌山南陵高校が開校する。優秀な指導者を招いた「スポーツ(定員60人)」、4年制大学を目指して8時間授業を取り入れた「進学(30人)」、社会の即戦力となる人材を育成する「普通(30人)」の3コースあり、文武両道の学校を目指す。14日にはオープンキャンパスを開く。
 平成24年度から休校となっていた高校の敷地、校舎を活用。同法人は静岡で菊川南陵高校を運営しており、和歌山南陵で2校目となる。
 菊川南陵では開校当時は3人しか卒業生がいなかったが、現在は全校生徒300人にまで躍進。スポーツでは硬式野球部が2年前の静岡県大会で準優勝したほか、ことしは陸上、水泳でインターハイ、陸上、水泳、空手で国体出場選手を輩出。勉学にも力を入れており、卒業生の約半数が進学、うち6割が4年制大学へ進んでいる。
 和歌山南陵でも菊川同様3コースを用意。スポーツコースは一流のアスリート育成を目指し、「硬式野球」「サッカー」「空手」「陸上競技」の4つの部活動に所属する生徒で編成。硬式野球部では1987年に監督として吉備高のセンバツ初出場を決めた林宣男氏、サッカーでは横浜FCや水戸ホーリーホックで活躍した金澤大将氏が総監督を務めるなど、指導力を強化。
 進学コースでは他コースが一日6時間なのに対し、8時間制を導入。2年目からは文系、理系に分かれたコースを用意し、それぞれ希望の4年制大学合格を目指す。
 普通コースは社会の即戦力となる人材育成を目指し、ビジネスコミュニケーション、プレゼン能力などの教育にも取り組むほか、地元企業へのインターンシップも計画している。
 学校施設は校舎のほか体育館や学生寮を用意。寮では寝泊まりだけでなく、第二の教育の場として夜間学習もある。通学生向けにJR御坊駅や和佐駅からのスクールバスを用意。和歌山をはじめ大阪や奈良の中学校でも開校のPRを行ってきている。
 入試は前期と、後期で、いずれも専願、併願がある。前期は1月18日から27日まで出願、30日に試験、2月3日発表。後期は2月4日から10日まで出願、13日試験、17日発表。
 オープンキャンパスは今月14日と12月12日の2回。時間は午前10時10分から11時40分。詳しくは同校℡0738―53―0316か、ホームページ(和歌山南陵高校で検索)をチェック。

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