書の甲子園 田端さんが秀作賞

 「書の甲子園」として知られ、国内外の高校生らが腕前を競う「第24回国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)で、日高高2年生の田端里加さんの作品「関戸本古今集」が見事秀作賞を受賞。来年2月7日に毎日新聞大阪支社内で表彰される。田端さんのほか日高1人、紀央館5人も入選した。
 今回は国内外19の国・地域から1万6832点の応募があり、国内部門(1万6572点)では、文部科学大臣賞2点、大賞10点、準大賞20点、優秀賞40点、秀作賞128点、入選1800点を選んだ。
 田端さんは名古屋の関戸家に伝来する古今和歌集「関戸本古今集」の一部を10枚の半紙に写した。原本を忠実に再現するため、少しずつ薄れていく墨の濃さなどに気を配った。公募期間の9月に向け夏休み中も何度も練習。1枚に40分から1時間かけ、10枚の大作を仕上げた。5歳から書道を始め、同書展の受賞は初めて。「とってもうれしいです」と笑顔を見せている。
 入選には「趙之謙 隷書張衡霊憲四屏」で東山紗也さん(日高2年)、同作品で宮本静香さん(紀央館3年)、「王鐸 行書幅」で樫木香乃さん(同2年)、「傅山 杜甫五言律詩」で西山真以さん(同)、「傅山 七言絶句」で南あれんさん(同)、「傅山 李渉七言絶句」で木村星来さん(同1年)が選ばれた。
 入選作品含む約2000点は、来年2月2日から7日まで大阪市天王寺区の市立美術館で展示される。

関連記事

フォトニュース

  1. 日高のサバで日本一になるぞ!

写真集

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

  1. いなみまめダムマラソン

    11月 3 @ 8:00 AM

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る