観光にセグウェイ導入

 日高地方でもさまざまな資源を活用して観光の取り組みを行っているが、全般的に見て関わっている人は年配の人が多いように思う。豊富な経験と知識を持った年配者ならではのアイデアが出るだろうから、それはそれでいい。ただ、次世代を担う若者のセンスや発想、行動力も得られれば、これほど心強いことはない。
 先日、由良町とふるさと協定を締結している摂南大学の学生が、東京でのツーリズムセミナーで同町の観光に対する提言を発表。着地型オプショナルツアーでインバウンド(訪日外国人観光客)を取り込むというアイデアだ。
 そんな中、若者らしい発想だと思ったのは、セグウェイの導入。アメリカで開発された電動立ち乗り二輪車のことで、小泉純一郎元首相がブッシュ元米大統領からプレゼントされて、首相官邸で乗り回していた映像を覚えている人も多いのではないだろうか。移動の際、基本的にアクセルはなく、重心移動で前進、ブレーキをかけ、ハンドルでかじをきる。時速20㌔ぐらいまで出るが、動力は電気で環境にやさしい。
 そんなセグウェイで町内の名所を巡ってはどうかというのだ。セグウェイに乗るだけでも楽しそうだが、それで名所も見ることができるならなおいい。公道での走行は禁止されていると聞くが、実際、茨城県つくば市では特区指定を受けて観光にセグウェイを活用している。気になる価格は、1台当たり軽自動車の新車が買えるほどするが、ネット販売だと10万円を切る品もある。
 セグウェイ導入という若者のセンスは、由良町に限った話ではなく、何か日高地方での観光のヒントにもなるのではないか。 (吉)

関連記事

フォトニュース

  1. 思ったより広いな~

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1. 写真=1点1点じっくり観賞する来館者  みなべ町立図書館ゆめよみ館で14日から、南部高校美術部…
  2.  みなべ町の高城小学校(原啓司校長)で21日、「高城ロックンロールフィールド」が開かれ、1980~9…
  3.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  4.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  5.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
ページ上部へ戻る