馬場馬術で印南町の増元さん優勝

 第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」馬術競技が1日から5日まで兵庫県三木市の三木ホースランドパークで開かれ、成年男子馬場馬術で印南町古井のラ・グレースゴルフ倶楽部の増元拓巳さん(30)=印南町=が見事優勝。自由演技馬場馬術でも2位に輝くなど大活躍し、天皇杯獲得に大きく貢献した。
 馬場馬術は、馬場内を「常歩(なみあし)」「速歩(はやあし)」「駈歩(かけあし)」の3種の歩き方でさまざまな運動を演じる競技で、前進、停止、後退をはじめ後ろ足を軸にして旋回するピルーエットなど各技を披露し、馬の調教レベルと騎手の技量を競う。
 成年男子には13人が出場し、5人の審査員の得点で競った。増元さんは、3年前にドイツから輸入した馬場馬術に適した馬ハノーバー種の「リフレクションⅠ」とともに出場。若干のミスはあったものの、ほとんどの技で高得点を獲得。4人の審査員が13人中最も高い得点を付けた。
 自由演技は決まった技を見せる馬場馬術と異なり、自身で技の順番を考え音楽に合わせて行う。増元さんは十分優勝を狙える実力だったが、開始時に音楽が流れないという不運に見舞われ、馬の気持ちが高ぶり過ぎたこともあり本調子が出ないまま2位となった。
 受賞について「優勝しなければいけないというプレッシャーが大きかったので、最初の馬場馬術では緊張しましたが、無事1位をとれてホッとしました」と笑顔。今後については「11月の全日本大会の優勝を目指します」と新たな目標に意気込んでいる。宮崎県出身。平成24年からラ・グレースのインストラクターを務め、国体には初出場。今後も、当面同倶楽部でインストラクターを務めることとなっている。
 ラ・グレースの地元勢では妻の真以子さん(37)が成年女子馬場馬術で4位、岩合薫さん(37)=御坊市=が成年女子自由演技で6位に入った。

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