田辺市合併10周年 大相撲梅の郷場所

 田辺市合併10周年記念イベント、大相撲田辺巡業「紀州梅の郷場所」が19日に田辺市上の山の田辺スポーツパーク体育館で開かれ、相撲ファン約3300人が日馬富士、鶴竜の両横綱や人気力士の遠藤らの取組を楽しんだ。幼児や小学生30人と力士が対戦する「子どもの稽古」もあり、会場からは大きな拍手が送られていた。
 同市での開催は48年ぶり。大相撲で活躍する108人の力士が訪れ、54組の取組が行われた。土俵ではまわし姿の力士が迫力いっぱいの大相撲を展開。人気力士の遠藤らが登場すると、ひときわ大きな拍手が上がり、「頑張れ」と声援が送られていた。日馬富士と鶴竜の土俵入りでは、しこを踏むたびに満員の客席から「ヨイショッ」という大きな掛け声が上がった。
 「子どもの稽古」では子どもたち30人が遠藤、大砂嵐、安美錦、豊の島、誉富士、勢の6力士に挑戦。遠藤を寄り切る子どももいて客席を沸かせた。幕内の取組前には梅干し50㌔の贈呈式もあり、真砂充敏市長は「相撲で勝った時には白星が付くといわれるが、干し上がった状態の梅干しを白干しといいます。梅産地と相撲がともに発展できればと思います」とあいさつした。観戦した同市中万呂の田中正一さん(69)は「子どものころから相撲が好きだった。テレビで見るよりも体が大きく感じる。遠藤と豪風の取組がよかった」、田辺市東山の家高秀夫さん(70)も「横綱の日馬富士のファン。間近で観戦するのは今回が初めてだが、迫力があってすごい。こういう機会がまたあればいいですね」と楽しんでいた。

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