印南町が3人を表彰

 本年度の印南町表彰が決まり、2グループのリーダーとして町民の健康増進と介護予防に貢献している道信慶さん(74)=印南=、見守り活動で子どもたちの安全確保に尽くした東海重夫さん(82)=印南=、昨年11月に亡くなった農業委員の辻本忍さん(享年71)=宮ノ前=が選ばれた。11日に役場で表彰式が行われ、日裏勝己町長から表彰状が贈られた。
 町長表彰は平成20年7月に創設。人命を救助したり、産業振興、教育、芸術、体育、社会福祉などの向上に貢献した人をたたえており、これまで1団体、3人が受賞している。
 道さんは平成19年から高齢者らの介護予防教室「倒れんジャー教室」といきいきサロンのリーダーとして活動内容の充実、参加者の拡大などに貢献。倒れんジャー教室では、参加者が継続できるよう運動だけでなく、健康づくりや認知症予防など意識した内容を考え、各種イベントも開催。リーダーの後継者の育成にも努めている。サロンでは、高齢者が楽しめるよう歌やゲーム、脳トレーニングも取り入れるなど毎回メニューを変えながら実施している。
 東海さんは、昨年春まで10年以上にわたり、子どもたちの通学路で見守り活動を実施し、子どもたちの安全確保に努めた。「子どもが好き」との思いから、交通量の多い印南地内のVショップ(現在のココカラファイン)前の交差点で活動を始め、以来どんな悪天候の日でも休むことなく毎朝活動を続けてきた。「おはよう」などの声を多くの子どもたちに届け、事故のない健やかな子どもたちの成長を見守ってきた。平成20年には見守り活動のメンバー「町子どもセーフティガード」に登録した。
 辻本さんは平成9年に農業委員会選挙で初当選。以来24年まで5期15年間にわたり、地域農業者の代表として農地の保全や次世代の農業者育成、農業技術開発などの面から地域農業の充実に貢献した。18年から24年までの2期は農業委員会会長職務代理を務めた。
 表彰式には道さんと東海さんが出席。日裏町長が表彰状を手渡し、「長年、ボランティアで活動されていることはとても素晴らしいこと。このような人たちが町におられることを心強く思います。これからも健康に留意され頑張っていただきたい」と感謝。受賞者を代表して、道さんが「このような賞をいただき誠に光栄です。今後も研鑽を重ねていきたい」と述べた。

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