御坊市と阿南市が少年野球通じ交流

 御坊市と徳島県阿南市が昨年11月にパートナーシティ協定を締結してから初の文化交流事業が7、8の2日間、阿南市で行われ、両市の少年野球チームが交流戦を行った。御坊市からは湯川少年が参加し、強豪2チームと対戦。2試合とも白熱した接戦となり、勝敗は1勝1敗。選手たちは「また勝負したい」、井元晴彦監督も「これを機会に今後も交流したい」と意気込んでおり、民間交流第1弾は大成功となった。
 御坊市と阿南市は紀伊水道を挟んで約50㌔の”お隣さん”で、以前から交流があったが、観光や地域振興、防災対策に一層取り組んでいこうとパートナーシティ協定を締結している。今回は交流事業第1弾で、阿南市は「野球のまち推進課」を市役所に設置しているほど野球が盛んな地域で、今回は両市の少年野球チームが親善試合で交流を深めることになった。
 ことし5月の市内協会杯で優勝した湯川少年の選手17人のほか、柏木征夫市長、市議会の西本和明議長、県軟式野球連盟日高支部学童部アナウンス部の女性らが参加。交流試合は2日目にクリンピュア阿南少年野球専用グラウンドで行われ、同市少年野球選手権で優勝している羽ノ浦パピヨン、準優勝の中野島スポーツ少年団の2チームとダブルヘッダーで対戦。西本議長の始球式で幕を開け、1試合目は羽ノ浦パピヨン戦で、息詰まる投手戦は互いに3安打という引き締まった戦い。湯川は4回に2点を先制したが、5回に逆転を許し、2―4で惜敗した。中野島との2試合目も好勝負となり、今度は湯川が4―2で勝利。両市の交流戦は1勝1敗と仲良く引き分けとなった。選手たちは「2チームとも強かった。ぜひまた来て、リベンジしたい」と交流を深めた様子で、井元監督は「2日間、すごく歓迎してもらい、楽しいひと時を過ごせました。今回の交流戦をきっかけに、これからもつながりを強めていきたい」と収穫の大きさを強調していた。
 初日は交流会も開かれ、阿南市の岩浅嘉仁市長は「今後も交流を続けて仲良くしていきたい」、柏木市長も「阿南の皆さんと交流を深めていきたい」とあいさつし、今後もパートナーとして互いに交流事業を行っていくことを約束。選手たちも阿波踊りを体験するなど阿南の伝統文化にも親しんだ。柏木市長は「スポーツ交流第1弾は大成功だった」と笑顔で話していた。

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