熱中症対策は万全に

 うだるような暑さが続いている。日中に外に出ると熱風に当たったような感覚を受ける。夜も寝苦しく、クーラーなしでは過ごせない。まさに「うだる(茹る)」という表現がぴったりだ。東京では7月31日から5日連続(4日現在)で35度を超える猛暑日を記録。1875年6月の観測開始以降、初めてだという。
 筆者は昔は夏が好きだった。理由は川遊びができたからだ。夏休みには近くの川に泳ぎに行くのが楽しみだった。当時はいまよりも「暑い」というイメージはなかったような記憶がある。川遊びの他にもカブトムシを捕りに出かけたりし、野外で行動的に夏を楽しんだ思い出がある。
 ところが、最近では年のせいかもしれないが、夏場には外に出たくない。趣味の釣りもこう暑いと、出かける気が失せる。しかし、家の中のクーラーばかりで過ごしていてはダメだと考え、先日思い切って海釣りに出かけたが、2時間ほどでダウン。納竿してさっさと帰宅し、クーラーの前で横になるありさま。
とはいっても、毎日涼しい家の中でばかりいる訳にもいかない。そこで心配なのが熱中症。総務省消防庁が発表した7月27日から今月2日の1週間に熱中症で救急搬送された人が全国で1万1672人に上ったという。うち、25人が死亡。1週間の搬送者数としては、2008年の統計開始以来最多だった。
 今後も暑さが続きそうだ。気象庁も長崎を除く、全国46の都道府県に高温注意情報を発表し、熱中症対策を喚起。こまめな水分補給や休憩、適切な冷房の使用が必要だ。それに加え、塩分補給には梅干しを食べるのが効果的。夏場の体調管理に役立てよう。(雄)

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