千里の浜のウミガメ 上陸・産卵が4割減

 みなべ町山内、千里の浜ではウミガメの産卵がピークを迎えているが、6月末現在の上陸・産卵回数はいずれも昨年の同時期と比べ4割減となっていることが分かった。現地で調査をしている日本ウミガメ協議会の濱田暁聖調査員は「昨年も例年より少なかったが、いまのところことしも少ない状況で推移している」と話している。例年、上陸・産卵のピークは7月中旬ごろまで。
 千里の浜は延長1.3㌔で、本州有数のアカウミガメの産卵地。ことしの初上陸は5月24日ごろだった。以後、上陸は続いているが、日本ウミガメ協議会の6月末現在のまとめによると、上陸67回、産卵が29回。昨年同期の上陸95回、産卵50回に比べると上陸・産卵ともに下回って推移している。一日当たりの上陸回数が最も多かったのは6月17日と25日でいずれも6回、うち産卵は17日が1回、25日が2回だった。昨年のシーズン中の上陸は317回、産卵は139回で例年よりも少なかったが、現状では昨年よりもさらに下回りそうだという。濱田調査員は「多い年と少ない年は交互になる傾向があるようだが、このままでいくと少ない年が2年続くかもしれない」と話している。鹿児島県の屋久島など、全国的にみてもことしは少ない傾向にあるという。産卵は8月下旬ごろまで行われ、以後はふ化が始まる。

関連記事

フォトニュース

  1. がんばりまっしょい!

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
  2.  今回紹介するのは2005年に発行された推理小説家石持浅海の「君の望む死に方」。前作の「扉は閉ざされ…
  3.  映画「ソワレ」が御坊でも好評上映中ですが、タイトルは「夜会」を意味する言葉。そんなタイトルの司馬遼…
  4.  主演ドラマ「半沢直樹」の新シリーズが大ブレイク中の俳優、堺雅人。テレビ雑誌で連載したエッセイ集をご…
  5.  霊感はさほど強くないはずだが、なぜか奇妙な出来事に遭遇してしまう。本作はノンフィクション作家の著者…
ページ上部へ戻る