みなべの学童保育等 通年利用が6割増

 みなべ町の小学校では児童数が減少する一方で、放課後の子どもたちを預かる学童保育や放課後ふれあいルームの利用者が増えている。昨年度の通年利用者は105人だったが、本年度は新しく岩代小学校でふれあいルームが開設されたことなどで約6割増の165人となった。教育関係者らは「核家族化が進み、両親の共働きが増えて学童保育等の利用者が増加している」と話している。
 同町の住民基本台帳を基にした人口の推移をみると、20年前の平成7年3月末は1万5383人だったが、ことし3月末は12%減の1万3606人に減少した。半面、核家族化が進み、世帯数は増加する傾向にあり、7年3月末の4279世帯からことし3月末には13%増の4816世帯になった。1世帯当たりの家族人数は3.59人から2.82人に0.77人減少した。3世代同居の世帯が減り、両親共働きの家庭が増えている。こうした社会変化の影響から子どもたちに安全な居場所となる学童保育や放課後ふれあいルームの利用者が増加しているとみられる。地域から開設を望む声も強く、平成25年4月には上南部学童保育所、昨年6月には高城地区と清川地区に放課後ふれあいルームが開設。ことしになっても4月に南部学童保育が増設されたほか、6月には岩代小学校内にも放課後ふれあいルームを新たに設けた。学童保育の学年も1~3年生だったのを本年度から1~6年生に引き上げた。各所の利用者をみると、南部学童保育は増設されたこともあり、昨年の46人から72人に増加。上南部学童保育所でも16人から23人に増えた。ふれあいルームでも高城地区が8人から11人、清川地区も35人から36人にそれぞれ増加している。新しく開設された岩代は23人が利用している。

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