水ロケット国際大会 日高附属中が挑戦

 11月にインドネシアで行われるAPRSAF-22水ロケット大会(独立行政法人宇宙航空研究開発機構など主催)の日本代表選考第1次審査があり、日高附属中3年生の小森辰貴君、上平裕次郎君、理科の柚木勝志教諭(47)のチームが見事クリア。同校4年目のチャレンジにして初通過。18日に、JAXA相模原キャンパスで行われる2次審査に挑む。
 大会は水ロケットや宇宙に好奇心と探求心のある中学2年生から高校1年生を対象にした海外派遣プログラムで、2005年から毎年アジア・太平洋の各国で開催している。
 選考は1次審査が書類、2次審査が水ロケット打ち上げとプレゼンテーションで、チーム構成は教師1人、生徒2人の3人。勝ち残った2組が日本代表となり、11月28日、29日にインドネシアのバリ島で開かれる大会に出場。大会にはアジア・太平洋の各国の代表者らが集まり、それぞれのロケットで競うとともに交流を深める。
 1次審査の書類選考のテーマは「水ロケットと私」。2年目の挑戦となる小森君、上平君の2人はすでに春からロケット作りや試験発射に取りかかっており、飛行記録から羽の形が大きく影響することに着目。形や角度を変えることで風の抵抗がどう影響するのかなど細かく考察した内容を文章にまとめ、見事1次応募51組の中から2次へ進める6組に選ばれた。3年目の挑戦となる柚木教諭は「ことしはこれまでの経験を生かし、より深く考察した内容をまとめたことが評価されたのでは」と話し、2人は2次審査に向け「絶対優勝して日本代表に選ばれたいです」と張り切っている。
 2次審査は数十㍍先の決まったポイントにロケットを着地させる技術力と、英語でのプレゼンテーションの総合評価で決まる。生徒らは、ともに1次審査にチャレンジした3年生の上平新太郎君と下野翼君の協力も受けロケットの試験発射を繰り返しており、安定した距離を飛ぶように何度も調整。英語でのスピーチも練習している。2次審査の結果は7月末に発表される。

関連記事

フォトニュース

  1. 夏にはいっぱい咲くで

写真集

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る