県中学総体柔道 松洋女子が初優勝

 県中学校総合体育大会柔道競技の部は25、26の両日、橋本市の県立橋本体育館で行われ、女子の部団体戦で松洋が見事初優勝。8月17日から20日まで北海道の函館アリーナで開催される全国大会の出場を決めた。松洋女子の団体メンバーでは久保井仁菜(3年)、角惟茉莉(同)の2選手が個人戦でも優勝を飾り、団体戦とダブルで全国切符を手にした。
 男女とも団体戦は優勝が全国へ、上位3チームが近畿大会(8月3・4日、奈良県大和郡山市総合運動公園)へ出場。個人戦は8階級の優勝選手が全国へ、上位2選手が近畿大会へ進出となる。
 女子の部団体戦には12チームが参加。松洋は予選リーグで上富田を3―0、貴志川を2―1で破り、決勝トーナメントでは1回戦で富田を2―1、準決勝で箕島を1―1の内容勝ちで下した。決勝は湯浅と1―1となったが、代表戦で決着をつけた。
 松洋女子は先鋒・久保井、中堅・堀那月(2年)、大将・角、補欠・濱口莉緒(1年)の4選手がメンバー。久保井選手が得意の寝技などで5試合すべて一本勝ちしてチームに勢いをつけ、代表戦ではゴールデンスコアの延長戦で相手の指導を誘い、大きな1勝を勝ち取った。チームでは主将としてメンバーをけん引した久保井選手。「予選の貴志川には春先に負けたこともあって不安だったけど、たくさんの応援も力になってみんなで頑張って勝つことができました」と喜びいっぱいに話し、最後の代表戦については「全国へ行くという目標を持って、みんなで練習してきたので、自分につないでくれたみんなのためにも『勝つのが私の仕事』と気持ちで負けなかったのがよかったです」と振り返った。昨秋の県新人大会覇者で、プレッシャーを跳ね飛ばしての優勝。日高地方勢の女子の部団体戦Vも初の快挙となった。全国大会へは「初出場ですが、1回でも多く勝ってきたい」と一層の飛躍を誓った。
 女子の部個人戦の久保井選手は44㌔級に出場。準決勝までの2試合をいずれも一本背負いで一本勝ち、決勝は小内巻き込みで有効を奪って優勢勝ちした。「決勝で一本勝ちできなかったのでまだまだと思います」と団体戦とダブルで全国出場にも反省を口にし、「全国大会まで、日本一になれるよう技に磨きをかけていきたい」と力強く語った。
 角選手は70㌔級に出場。1回戦不戦勝、2回戦はゴールデンスコアの延長の末に相手の指導で決着がつき、決勝は反則勝ちした。「決勝は何が起こったのか分からなかったけど、優勝できてうれしいです」と笑顔をはじけさせ、大舞台へ向けては「練習の成果を出し切り、1勝でも多く勝ちたい」と目を輝かせた。
 その他、日高地方勢の上位成績は次の通り。
 【団体戦】男子③箕島(地元選手=白樫佑真・由良町、武内祐乙・日高町、岸邊大翔・由良町)▽女子②湯浅(地元選手=小瀬綾音・御坊市、西川乃々花・日高町)
 【個人戦】《男子》55㌔級③久保井浩太(松洋)▽81㌔級②武内祐乙▽90㌔級②岸邊大翔③中野貴雄(由良)《女子》40㌔級②山下明日香(松洋)▽48㌔級③井口杏咲羅(切目)、小瀬綾音▽52㌔級③濱口莉緒▽63㌔級②西川乃々花

関連記事

フォトニュース

  1. 由良のミカンも使ってます

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
  2.  今回紹介するのは2005年に発行された推理小説家石持浅海の「君の望む死に方」。前作の「扉は閉ざされ…
  3.  映画「ソワレ」が御坊でも好評上映中ですが、タイトルは「夜会」を意味する言葉。そんなタイトルの司馬遼…
  4.  主演ドラマ「半沢直樹」の新シリーズが大ブレイク中の俳優、堺雅人。テレビ雑誌で連載したエッセイ集をご…
  5.  霊感はさほど強くないはずだが、なぜか奇妙な出来事に遭遇してしまう。本作はノンフィクション作家の著者…
ページ上部へ戻る