台風11号 小中学校で前日に終業式
- 2015/7/17
- 社会
台風11号の影響を考慮し、日高地方の各小中学校では17日に予定していた終業式を前日の16日に「全校集会」として開いたり、通知表などを配って対応している。
御坊小学校(塩﨑善彦校長)でも16日に「全校集会」を実施。児童352人が体育館に集まり、校歌斉唱のあと塩﨑校長の話を聴いた。まず台風について「自然は人間の逆らえない大きな力を持つが、魅力もたくさんある。自然とうまく共存していくことが大事」と話し、夏休み中の心得として「40日間で大きく成長する人もいれば、だらだら過ごしてしまって、できたはずのことができなくなってしまう人もいるかもしれない。そんなことのないように、2学期にはみんなそろって元気な顔を見せて下さい」と訓示した。
ほとんどの学校で16日に集会を開いたり通知表などを配っており、17日が警報発令で休校になった場合、そのまま夏休みに入る。中には15日に集会を行ったり、17日午後から警報解除になれば登校して終業式を開いたり、17日が休校になれば21日に登校するなどの対応を検討している学校もある。