こんな景色のいいとこに住みたいなぁ

 県が進める「わかやま移住・定住大作戦」の第1弾、「わかやま田舎暮らし現地体験会」が13、14日に由良と湯浅町で開かれ、大阪府在住の男女16人が参加した。由良町では白崎海洋公園の見学や金山寺味噌づくり体験などを行い、特に美しい白崎の景観に一目ぼれした参加者もおり、今後の移住へ期待がかかる。
 県内の自然や産業をPRするため、県はこれまでも各市町村で現地体験会のようなイベントを開いてきたが、県内への移住促進へ本年度から「わかやま移住・定住大作戦」と銘打ち、今回初めて現地体験会を開催。1泊2日、参加費5000円で県のホームページなどを通じて募集したところ、大阪府在住の30~40代3人、50代6人、60代以上7人が参加した。
 初日は由良町中地内の地域交流施設「ゆらっと紀州」を訪問。地元の産業、漁業、観光資源、医療機関、教育施設などで説明を受けたあと、女性グループ「ゆらつくらん会」が調理した特製弁当に舌鼓。サザエやヒジキ、ミカンなど地元食材がふんだんに使われており、大好評だった。ゆらっと紀州敷地内の薬草園を見学し、大引の白崎海洋公園に移動。「ミャーミャー」とウミネコの鳴き声が響く中、園内の展望台に上り、「日本のエーゲ海」と呼ばれる美しい海と白い石灰質の岩山のコントラストを満喫した。旧白崎保育所では、金山寺味噌作りにも挑戦。戸津井漁港出発で遊覧クルーズもあった。各地を案内した町側からは、ヒジキやゆるキャラ「ゆらの助」のシールの土産もあり、喜ばれていた。
 参加者のうち、早期定年退職したという男性(58)は「田舎暮らしをしたいと真剣に考えています。白崎の景観は本当に美しく、気に入りました」と笑顔。以前からこういったイベントに参加している女性(67)は「大阪に会社がありますが、田舎で古民家を見つけて移住したいと思っています。年齢も年齢なので早く探したいです」と話していた。
 翌日、湯浅町ではしょうゆ蔵の見学、語り部との町並み散策などを行った。同様の見学会は今月から8月にかけて県内で予定しており、日高地方では8月8日に日高川町で開かれる。

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