日高町が人気の学童保育を分割へ

 日高町は、町内3小学校区の児童を対象に役場北で行っている学童保育所(子どもクラブ)を分割する計画を進めている。平成19年9月に教育委員会の建物の2階に開設したが、以後、利用者が急増。このため、本年度は志賀小学校内に新設。さらに来年度は内原小学校北側にもオープンさせる。いずれも学校に近く便利で、全体的な定員拡大にもつながるため、共働きの保護者らに朗報となりそうだ。
 日高町の学童保育所は、町内にある内原、志賀、比井3小学校の原則1年から3年生を対象に、放課後や夏休みなどに保護者に代わって面倒を見ている。19年9月の開設当時は受け入れ定員が20人だったが、保護者からのニーズが高まり、21年4月から30人、22年4月から40人、23年4月から現行の60人に拡大。それでも満杯の人気となっており、同町が人口増で若者世帯が増えていることや、保護者間の口コミで広がっているのが要因とみられる。このため、既設の建物では手狭となってきた上に、距離的に遠い志賀、比井小の児童には送迎が必要にもなっていた。
 まず本年度は志賀、比井小学校の子どもを対象とする学童保育所の施設を、志賀小運動場内に建設。建築面積114.7平方㍍の平屋建てで、保育室、トイレ(男、女、障害者用)、湯沸かし室を整備して、オープンは10月1日を目指している。指導員の確保などの関係で、定員はまだ決まっていないが、施設面積から最大で45人が受け入れられる。比井小の子どもにとっては、志賀小に学童保育所ができても徒歩で通うのは遠いため、指導員らの送迎を考えているが、比井小からの受け入れ人数は少ないので、大きな負担もなく対応できる。施設工事の入札は、去る5日に行っており、志賀の㈱稲垣工務店(稲垣武夫代表)が3348万円で落札。設計は前年度に終了しており、290万5200円で和歌山市の㈱岡本設計(坂本暁史代表)が請け負った。
 一方、内原小学校区の子どもを対象にする同小北側の学童保育所は、本年度中に約1500万円で用地購入と設計を進め、28年度中の施設整備、オープンを予定している。定員は今後決めるが、志賀、内原への学童保育所開設は、松本秀司町長の1期目の公約でもあり、「保護者のニーズに応えたい」と話し、40人から60人で調整していく。既設の学童保育所の施設は、子育て支援などの活動で使えるよう考えている。

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