和歌山での見聞を生かして

 去る20日で3年余りの出向が終わり、21日付で日高新報社に復職しました。まずもって紙面ながら、ごあいさつ申し上げます。さて、出向先は和歌山市に本社を置く和歌山新報社だった。日高新報社とは「兄弟会社」の間柄にあり、和歌山と海草、那賀地方の合わせて4市1町をエリアに「わかやま新報」という日刊の地方新聞を発行。筆者は出向期間中、海南市と紀美野町を担当させてもらった。
 以前担当だった由良町から人口、予算規模ともちょうど10倍。各市町におばがいるぐらいで、人はもちろん地名も何も知らないまちだった。出勤を含めて一日150㌔以上の距離を走行。たくさんの出会いがあり、充実した日々だったと思っている。和歌山市に隣接するといっても同じ和歌山県で、ほどよく都会で田舎が残り、読者の方は温かい感じ。海があり山があり、日高地方と変わらない。
 また、人口減少や産業衰退といった課題も同様。一方、活性化に向けた地域住民らの取り組みが盛んな印象が残っている。ほかからのねたみ、そねみはあるようにみえたが、初めから行政や補助金に頼るのではなく、自分たちでアイデアを出し合い、志を同じくする人たちでマンパワーを結集。一部の盛り上がりが全体へつながる光が見えた。
 もう一つ、印象的だったことは比較的「まね上手」。いいところはどんどん取り入れる柔軟さがあり、大変勉強になった。今月で入社10年目。日高新報では3年間のブランクがあり、担当も新しい分野になるが、出向で得た見聞を機会があれば生かし、キャラをリセットしてもらって心機一転、出会いを大切に頑張りたい。よろしくお願いします。  (笑)

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