日高高校と大連の中学校と姉妹校提携

 自民党総務会長の二階俊博代議士が率いる日中観光文化交流団に参加していた日高高校生徒会(稲葉真実会長)が25日、大連市の第16中学校と姉妹校提携の調印を行った。生徒らは「生徒同士の交流を深めるとともに、中国で素晴らしい経験をしたことを日本で広めたいと思います」などと、日中友好の親善大使になることを決意。同行した箏曲部(山﨑美緒部長)も、創部以来初の海外遠征として琴の演奏を披露し、文化交流の架け橋としての一歩をしるした。
 調印式は大連市第16中学校で行われ、最初に司会者から「二階先生の推薦で姉妹校の締結をする運びとなった」などと紹介。続いて同校の 世軍校長が「日高高校は100年の歴史があり、素晴らしい人材育成をしており、教員レベルも一流。わが校も参考にしたい。今回の締結は日中友好交流の架け橋となる」とあいさつ。日高高校の上田優人校長は「わが校では世界へ羽ばたく人材を育成するよう努力している。今後、両校の生徒同士の交流でさまざまなことを学び、文化を理解していければと思う。私たちの交流が、大連、そして中国の友好にもつながれば」と期待した。二階氏も「日高高校の生徒とともにしっかり勉強して、日本にも来てください」とさらなる交流を呼びかけた。
 調印では両校の校長同士が署名したあと、日高高校生徒会の稲葉会長と大連中学校生徒代表の侯雪梅さんも行った。調印を終えて日高高校生徒会の稲葉会長や黒祖友夏副会長、丸井瑞穂書記は「たくさんの交流をしていきたいです。中国の訪問で経験したことを周りにも広めたいと思います。このような機会を与えてくれた関係者に感謝します」と話していた。
 箏曲部の山﨑部長、保田穂香さん、赤松亜優美さん、荒井梨菜さんは「六段の調べ」と「もののけ姫」の演奏を披露。大連中学校側も中国民族楽器の音色を響かせ、双方に大きな拍手が送られていた。箏曲部は、大連市アカシア祭りの一環となる「ジャパン・デー」でも多くの来場者を前に堂々とした演奏で会場を沸かせた。
 日高高校の姉妹校提携は中国の西安中学校、デンマークのフレデリクスハウン高校に続き3校目だが、主体性を持って交流を進めようと生徒自らが現地を訪れて調印するのは初めて。今後、スカイプ(インターネットを利用したテレビ電話のようなもの)や携帯電話のラインなども活用してより身近な交流も進めていく。

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