汗流し、感動分かち合おう

 日高川町が1日、合併10周年を迎えた。町は平成17年に川辺、中津、美山の3町村が合併し誕生。筆者は合併当時中津、美山の担当だったが、合併後しばらく由良町に移ったあと、翌18年2月から日高川町を担当。9年余り新町のまちづくりを見届けている。
 合併10周年に際し、1日付の紙面で2ページにわたり日高川町を紹介した。町の歩みとして10年の主な出来事を年表で振り返ったが、各3回の首長選と町議選、世界一長い焼き鳥の挑戦、交流センター竣工、高円宮妃久子さまを招いての星空の街・あおぞらの街全国大会、森林と樹木の日記念行事など、筆者にとってもどれもこれもが思い出。懐かしさを感じるとともに、ついこの前と思っていた出来事が7年、8年前のことだったりもする。そんななかでも、平成23年9月3日から4日にかけての台風12号豪雨が一番大きな出来事。台風の影響で日高川が氾濫し、町は死者3人、行方不明者1人、家屋の全半壊120軒など甚大な被害を受けた。筆者もあまりの惨状に胸が張り裂ける思いで取材したことを思い出す。
 10周年の節目となった1日には町のシンボルとなる「花」「木」「鳥」と町民憲章を定めた。2日には日高川交流センターで記念式典が行われ、役場本庁前に建立した町民憲章の碑が除幕された。町民憲章の前文には「人の和、地域の和でつくる元気で明るいまち」とうたわれ、市木久雄町長は式典で「実現のため、町民の皆さまとともに汗を流し、感動を分かち合うまちづくりを進めていく」と誓った。町の発展、住民福祉の向上へ町民憲章で定めた通りのまちづくり、町の姿となるよう願いながら見届けていきたい。 (昌)

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