ゆらつくらん会が手作り弁当販売

 由良町内の主婦らでつくる特産品開発、町PRグループ、ゆらつくらん会(中初美会長)は、手づくり弁当の販売を始めた。「地産地消」をモットーに、地元の新鮮な魚や野菜をふんだんに使って調理し、地域の一次産業振興に一役。町内65歳以上の高齢者には「宅食サービス」として一般住民の注文より安い価格で提供、自宅への配達を行い、福祉向上にも貢献する。
 ゆらつくらん会のメンバーは11人。40代から70代の町内に住む主婦らで組織している。平成24年9月の結成以来、旧衣奈中学校を拠点に活動。これまで専門家にも指導を受け、町内のイベントで試作品を提供して消費者の意見を参考にするなどしながら試行錯誤を繰り返し、郷土料理に一工夫加えた料理、旬の食材を使った新しいメニューなどを完成させてきた。現在は吹井の旧白崎保育所で弁当の調理を行っている。
 高齢者への宅食サービスは火曜日と金曜日限定。2日間とも昼食用として午前10時半から11時半までの間に自宅に弁当を届ける。「弁当の販売を通して、利用者の方とのふれあいを大切にしたい」とし、定期購入者には安否確認、日用品などの買い物のサポートも行う。価格は1個400円。
 一般住民対象の「注文サービス」も原則昼食用で、火曜日と金曜日に受け付ける。会合やイベント時などで多くの注文があるときは他の曜日でも対応。基本的に旧白崎保での受け渡しだが、3000円以上購入の場合には配達する。価格は1個450円から。弁当の中身については相談に応じてもらえ、企業や老人クラブなどの利用も歓迎している。
 弁当のおかずは地域の旬の食材がメーン。4月中はアジ、ハマチ、ナスビ、ミニトマト、ワカメ、タケノコ、新タマネギ、メジロなどを使って調理した。同会では「ドレッシングや調味料にも気を配り、地元の食材を食べやすく調理することを心がけています。地元の農家や漁師さんにご協力をいただきながら、少しでも由良町の活性化のお手伝いができるよう食の安心、安全を大切に真心を込めた弁当づくりを行っていきます」とPR。
 弁当販売を始めて、多い日で30個程度の注文があるという。ゴールデンウイーク中も受け付け中。問い合わせは同会℡080―2428―4321(日曜日と祝日除く、午前9時から午後5時まで)。

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