昭和を学び平成を思う

 4月29日は「昭和の日」。平成元年から18年までの18年間は「みどりの日」、それ以前は言うまでもなく「天皇誕生日」。「みどりの日」は季節的にも、自然を愛された昭和天皇にちなむ日としてもふさわしい名称だと思っていたので、「昭和の日」の名にはまだ今一つなじめていないが、この機会に昭和という時代について勉強してみた
 ウィキペディアで昭和生まれの人が世代ごとに区分されていた。分け方の意味合いが違うので重複するところもあるが、元年~9年生まれが昭和一桁世代、10~20年が焼け跡世代、15~24年が全共闘世代、22~24年が団塊の世代、25~34年がしらけ世代、31~44年が新人類世代、40~44年がバブル世代、45~57年が氷河期世代、45~50年が団塊ジュニア世代、58~61年がミニマムライフ世代、62年以降がゆとり世代。ミニマムライフは必要以上にものを持たない生き方のこと。昭和とはずいぶん幅の広い時代だとあらためて思う
 昭和は正確に言うと、1926年12月25日~1989年1月7日の62年14日間。経済恐慌から戦禍まで文字通り激動の時代であった前期。敗戦から復興して高度経済成長華やかなりし中期。安定成長期で1億総中流となり、またバブル景気が起こってくる後期となる。一言で総括するにはあまりに長い時代だが、無からすべてまでを経験した、非常に濃密な時代といえるかもしれない。物資の欠乏する時代から氾濫する時代、また、自由のない暗黒の時代から自由をもてあます白けた時代。そして、物質よりも精神的な価値を求めるという新たな志向が生まれる
 「昭和」という一番近い歴史は、平成という現代を映す鏡でもある。時にはよく磨いて見つめ、そこから現代の姿を見極めることが必要なのだろう。  (里)

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