災害用にラジオ習慣

 県は市町村ごとにラジオの受信可能な放送局と周波数をまとめた「ラジオ通じるマップ」を作製。ホームページで公開している。住民が1局以上のラジオ放送を聴けるようにする「ラジオ通じるプラン」の一環で製作。マップを活用して災害時のスムーズなラジオ利用を呼びかけている。
 筆者は普段からよくラジオを聴いており、車内だけでなく深夜放送などの録音もよく聴く。きっかけは中学生のころ唯一受信できたFM「NHK-FM」の番組。曲が最後までフルで流される番組だったため、録音しては曲の部分だけを切り抜いていた。
 ラジオと言えば深夜放送ブームなどがあったものの、テレビの登場をはじめパソコン、インターネット、携帯電話など、娯楽の多様化で存在感が薄くなっているイメージがあるが、実は最近、若者の間で静かなブームになっているという報道もある。要因はスマートフォンのアプリ。「radiko・jp(ラジコ)」では、自分がいる地域周辺のAM、FMラジオをクリアな音声で聴くことができ、「ポッドキャスト」では人気アーティストやお笑い芸人などの放送をダウンロードして好きな時間に聴くことができ、ラジオを聴くきっかけになっている。ラジオは音声だけのメディアなので、何かをしているときのBGM的な「ながら」で聴けるメリットを生かし、ネットを通じて再び注目されているという。
 総務省の「震災時に利用したメディアの評価」ではAMラジオが最も高く、次いでFM。災害時に唯一の情報入手手段となる可能性が高いラジオ。万が一の際にスムーズに聴けるように、日ごろから聴く習慣を心がけてはどうだろうか。  (城)

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