宮子姫顕彰会とつくる会が統一

 発足5年目を迎える宮子姫顕彰会(吉田擴会長)と2年目の宮子姫の里をつくる会(津村尚志会長)の合同役員会が12日に藤田会館で開かれ、両会を統一させることを承認した。会の名称や活動計画などは今後決めるが、宮子姫を活用した観光振興という同じ目的の団体が力を合わせることで、より一層日高地方の活性化につながると期待されている。
 顕彰会は会員数が78個人32団体で、毎年10月の吉田祭の日に宮子姫時代行列を催し、前日夜には吉田八幡神社前でちょうちん205個を設置してライトアップも行っている。おととしにはゆるキャラ「みーやちゃん」などを製作。宮子姫コンテストの共催団体にもなっている。一方、つくる会は会員数が91個人。藤田町吉田地内(吉田八幡神社東)の農地1・5㌶を宮子姫の里とし、観光、食事、物産の全てが体感、体験できる場としての活用を目指している。これまでには活性化のアイデアを広く集めようとワークショップを開催し、①宮子姫おんぱく②日高ええもんどっさりマルシェ③御坊・日高ほぼ日本一バザール――の3事業を実施することを決めた。また、先月22日には里の用地で地元ボランティアらの協力を得て除草作業を実施。今後、造成など進めるが、財源確保が課題となっている。
 役員会では、最初に吉田会長が「2つの会は、宮子姫を観光の目玉にしようと同じ目的に向かって進んでいる。1つになってもっと大きな力にして観光を進めたい」とあいさつ。津村会長は「宮子姫の里を拠点にすれば吉田祭や時代行列も一層にぎやかに開催できる。また、年間を通してさまざまなイベントや物産販売を行い、地域活性化のチャンスをつかもう」と述べた。両会統一の採決は挙手で行い、満場一致となった。正式には顕彰会の総会で承認を得たあと、統一後の会の名称などを決定して活動をスタートさせる。NPOや一般社団、財団法人化も視野に入れている。

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