第304水際障害中隊が戦技競技会射撃で優勝

 京都府宇治市の陸上自衛隊大久保駐屯地などで2年に一度の第4施設団戦技競技会が開かれ、中部、北陸、近畿などから施設科部隊の18チームが参加。射撃、銃剣道、持続走の3種目で熱戦を繰り広げ、美浜町の第304水際障害中隊(和歌山駐屯地)が射撃の部で優勝を飾った。1チーム19人の選手が小銃で5発ずつ、300㍍先の的を狙う競技で、5日夕方には選手たちが栄光の顕彰板を手に凱旋した。
 競技会は京都の大久保駐屯地と長池演習場(城陽市)で今月3日から5日にかけて開催。中部、近畿、北陸、中国、四国の中部方面隊のうち、四国を除く各地方の第4施設団に所属する18チーム、総勢約1000人の隊員が参加。第304水際障害中隊は3競技合わせて約60人の隊員を送り込んだ。
 長池演習場で開かれた射撃競技は、300㍍先にある直径約1.5㍍の的に向け、19人が寝そべったり、片ひざ立ちの姿勢で5発ずつ撃って得点を競う。配点は的の中心から5点、4点、3点、外した場合は0点。第304水際障害中隊は最年少の舘慶次郎陸士長(20)がほぼ満点の24点をたたき出し、全員が高得点を挙げて優勝を決めた。
 他の競技結果は、銃剣道が6位、9人の団体が起伏の激しいコースを3㌔ずつ計9㌔走る駅伝形式の持続走は9位。個人では、銃剣道の陸士の部で、森本久史陸士長(23)が2位に入る健闘をみせた。
 射撃チームの監督を務めた佐々木聡志三等陸曹(33)は、「日々の訓練時間を有効に使って練習に励み、選手全員で勝ち取った価値ある優勝です。選手を陰で支えてくれた中隊のみんなにも感謝しています。今回の優勝に満足することなく、これからも練度の向上に努めます」と笑顔。中村祐治中隊長も栄光の優勝旗とトロフィーがわりの顕彰板を持ち帰った選手をたたえ、「射撃は『心技体』の中でもとくに心(平常心、精神面)と技術が求められ、私たち自衛官には不可欠な能力。これからも高いレベルでその技術を発揮できるよう、さらに練成に励んでほしい」と言葉を贈った。
 射撃チームのメンバーは次の皆さん。
 山田佳伸二等陸曹、竹本晴彦同、佐々木聡志三等陸曹、北畠大毅同、森田正則同、久保仁一同、赤井浩一郎同、川崎信介同、北原一憲同、山片祐允陸士長、赤嶺秀憲同、山本真礼同、木村和敬同、長門保宏同、米坂俊彦同、小山貴大同、舘慶次郎同、田添優同、中野優也一等陸士

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