宮子姫の里づくり進む

 日高地方民間有志などの宮子姫の里をつくる会(津村尚志会長)が22日、御坊市藤田町吉田地内にある宮子姫の里の整備予定地で除草作業を行い、会員や地元ボランティアら約70人が参加した。今後、測量や造成などを進め、早ければ今夏のオープンを目指しており、「観光でふるさとを元気に!」を合言葉に、地元物産販売や各種イベントの場として活用していく。
 現場は吉田八幡神社と道成寺の間にある農地約1.5㌶。十数年放置されているため雑草が生い茂っており、里づくりに向けてまず除草作業が必要となっていた。ユンボを使って竹やぶなど、根の深い雑木を撤去。雑草については草刈り機や鎌を使って手作業で刈り取っていった。約3時間の作業でほぼすっきり。参加者らは「あらためて見るととても広い土地だと感じる。この場から日高地方の観光が盛り上がっていけば」と期待していた。
 終了後には役員会も開かれ、今後、測量や農地転用、造成などを進めていくことを確認。造成には数百万円が必要とされ、資金確保も大きな課題であるとした。また、よく似た目的で活動している宮子姫顕彰会(会長・吉田擴御坊商工会議所会頭)との連携が必要であるとし、3月12日午後5時から藤田会館でつくる会と顕彰会との合同役員会を開くことも決めた。組織の一本化を視野に入れながら、顕彰会が毎年秋に行っている時代行列についても宮子姫の里を活用して関連イベントなどで盛り上げていくことになりそう。宮子姫の里では将来的に宮子姫顕彰館やハス池の整備なども考えていく。
 今回の除草作業に際して津村会長は「吉田区の皆さまを中心に多くのご協力をいただきました。一日できれいに草刈りが終わり、ありがとうございます」と感謝している。

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