稲原小5年生が県ふるさと大賞

 児童・生徒が体験・学習を通じて学んだ地域の自然、文化、歴史などを模造紙や動画にまとめて発表する「ふるさとわかやま学習大賞」(県教委主催)で、稲原小学校(山本一也校長)5年生7人の作品「川の旅」が大賞を受賞。31日に有田川町吉備中学校で開かれる第5回和歌山教育実践研究大会の中で発表する。
 県内の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校を対象に、地域について学んできたことをまとめて発表することにより、和歌山を愛し、魅力に気付かせる取り組み。78・8㌢×109・1㌢の模造紙にまとめる「模造紙部門」と3分以内の動画に収める「ビデオ部門」。表彰は2部門合わせた中から大賞3作品、奨励賞7作品が選ばれた。
 稲原小5年生は、社会科の授業で長野県岡谷市を源流とする天竜川、理科で日高川で流れる水の働きを学んでいる中で、日高川と切目川での上流と下流の暮らしへの工夫といまと昔の違いを調べてみようと、昨年夏から取り組んだ。龍神や美山、中津、川辺、印南とそれぞれの地域の特産品や特徴的な建物、観光などを紹介。インターネットや書物などを使って調べた内容を模造紙に写真とともに書き込んだほか、文字を立体的にしたり、竹串でいかだを作るなどさまざまなユニークな工夫も取り入れた。最後は「川は今と昔、地域と地域をつなぐだけでなく伝統や文化もつないでいることがわかった。いまに感謝し、これからもつなげることが大事」と締めくくった。受賞に際し、「とてもうれしいです」と笑顔。「知らない地域のこと、地域によって屋根の傾斜が違うなど特徴があること、印南町ではかえる橋の由来がわかりました。また漁業では後継者が少ないなどの問題があることも勉強になりました」と話している。31日には教育関係者らを前に、スクリーンを使って発表する。7人は次の皆さん。
 杉本淳哉、田端航也、丸木聖悟、新井真菜、笹野文乃、田中月姫、玉置紗那

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