大激戦を振り返って

 去る18日に有権者の審判が下った御坊市議選。得票を見ると、当選者は1200票台、1100票台が各1人、1000票台2人、900票台3人で、800票台は7人にものぼった。次点は最下位当選から約100票下で、ワースト1は他陣営から大きく引き離されていたものの、全体的にみれば混戦を物語っている。
 今回の市議選は、ほとんどの陣営が街宣車に乗らず、街頭演説も少なかった。短い選挙期間中、効率的に集票したい気持ちは分かるが、候補者はもっと自分の抱負や政策を訴える場を設けてほしいと感じた。もちろん、有権者もそれに耳を傾ける努力をしなければならないし、報道する側も、もっと工夫すべきである。
 いずれにしても前も小欄で書いたが、選挙の大変さは個人的によく知っており、18陣営に「お疲れさまです」と言いたい。落選した現職2人はくしくも最高齢の80歳と79歳で、年齢以上に元気、健康だと思うので、これからも議員経験者としてまちづくりに知恵を貸してほしい。落選の新人2人も無念さや悔しさがまだ晴れないと思うが、支持してくれた有権者がいることを忘れてはならない。議員でなくても、ぜひ今後のまちづくりに参加していただきたい。
 そして当選した14人。大激戦を制して市民の期待と信任を受けたわけだから、その責任は重い。得票の違いはあっても当選すればみんなが一議員。市民の声に耳を傾けて、全力を尽くしてほしい。ただ、今回も投票率は過去最低を更新。選挙や政治に関心を持たせるのも議員の〝仕事〟の一つであり、各候補者はなぜ投票率が下がったのかを考え直してほしいと思う。       (吉)

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