ふるさと財団が印南町に地域再生提言

 地域再生に取り組もうとする市町村に助言などを行う総務省所管の(財)地域総合整備財団「ふるさと財団」の報告会が16日、印南町役場で開かれ、14、15日と町内を視察してきたアドバイザー2人が地域再生に向けたアドバイスを行った。
 アドバイザーの1人、㈱カルチャーアットフォーシーズンズ(東京都)代表の中島淳さんは「すべての活動は人口減少の抑制に帰結し、そのために外部から人を呼ばなければいけない」とし、「人口対策の極意は総力戦」と強調。続いてワサビや千両、民泊、トマト農家、花き生産、熊野古道、漁業など、印南にある資源を上げ、「印南には総力戦に向けた武器がそろっているが、それぞれの思いや方向性がばらばら。どういう地域なのかというメッセージが弱くなっている」と指摘。「互いに情報を共有するとともにどういった人をターゲットにするのかなど、1つか2つに絞った明確なテーマが必要。各団体などが何度も何度もワークショップを重ねることでキーワードが出てくる。まずはそこから始める必要がある」と話した。このほか印南SAの活用や漁師が山を知る取り組みなどを紹介した。
 NPO法人山里文化研究所理事長の清藤奈津子さんは、印南町全体をまとめる1つのわかりやすいテーマを考える必要性を指摘するとともに、外部の人の力を借りた魅力の発見方法などを提言した。

関連記事

フォトニュース

  1. これであったかいね

写真集

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る