木質ペレットストーブで教室ポカポカ

 田辺市龍神村東、上山路小学校(瀧本毅校長)に木質ペレットを燃料とするストーブが各教室に設置された。県内の公共施設では初めて。燃料となる木質ペレットは地元の間伐材が原材料で、瀧本校長は「龍神の林業を教材とした学習を進めており、子どもたちにも地元の木材に一層関心を持ってもらえる」と話している。
 ストーブ本体の大きさは高さ70㌢、幅90㌢、奥行き45㌢。温度調節も行うことができる。1~6年生までの各教室に配置し、今月から使用を始めている。使われている木質ペレットは、地元の間伐材などを粉砕、圧縮した燃料。直径5㍉程度、長さ1~2㌢の円柱状で、燃料ストーブに投入して使用する。県内唯一の製造業者、龍神村小家の川口建設(川口明久社長)から購入している。
 通常、木質ペレット2㌔で灯油1㍑と同じ程度の熱量を発生させることができる。ペレット1㌔の価格は35~40円。灯油ストーブと比較して燃料コストが抑えられ、灯油のような臭いもしない。「昨年まで使用していた石油ファンヒーターでは、吹き出す熱風で局部的に温かくなりすぎることもあったが、木質ペレットストーブの場合は部屋全体を暖めるという感じで、木のいい香りがする」という。瀧本校長は「環境にやさしい燃料で、地域資源を使った地産地消にもつながる」と話している。

関連記事

フォトニュース

  1. 思ったより簡単かも

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  2.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  3.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
  4.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
  5.  今回紹介するのは2005年に発行された推理小説家石持浅海の「君の望む死に方」。前作の「扉は閉ざされ…
ページ上部へ戻る