日本一のササユリの里へ

 日本一のササユリの里に――。ササユリが咲く美しい風景の里づくりをしようと、日高川町初湯川のリフレッシュエリア美山の里森林公園で20日、地元の笠松小学校児童や愛徳老人クラブ、町関係者ら約40人がササユリの球根を定植した。
 ササユリは、高津尾のバイオセンター中津がバイオ技術を駆使して球根の増産に成功し、平成11年から農家で栽培が始まり、地域の特産として親しまれている。「日本一の藤棚ロード」で知られるようになった美山の里はかつてササユリが自生していた地で、平成19年からササユリの球根を植栽しているが、今回、県の地域・ひと・まちづくり補助事業189万円を受けて2700個の球根を植え、ササユリの咲く里づくりを進めていくことになった。
 この日の植栽会では、参加者がスコップやクワで10㌢程度の穴を掘り、無事に美しい花を咲かせることを願いながら1個ずつ丁寧に球根を植え込んでいった。3年生の女の子は「大きく、きれいな花を咲かせてほしい」と話していた。
 この日球根を定植したのは2000個で、残りは25日にササユリ普及育成協議会のメンバーが植えることにしている。イノシシやシカなどの獣害対策でネットをかぶせ、開花シーズンの6月には観賞会も開催。日本一のササユリの里づくりを目指していく。

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