政治家選ぶ目が必要

 不透明な政務活動費の支出で問題となり、失笑を誘った号泣会見でも話題を独占した兵庫県議はじめ、関連する政治団体の政治資金に不明瞭な支出等があった前経産相、公選法抵触の可能性があるうちわ配布を行った前法相等々。インターネットで「議員 不祥事」と検索をすれば次から次へと出るわ出るわ。もはや一つ一つ怒る気にもなれない。地方議会から国会まで、こんな政治家ばかりでこの国は本当に大丈夫なのだろうか。不安ばかりが募ってしまう。
 政治家は地方も国も、税金の使い道の「監視役」としての仕事が期待されている。無駄を厳しくチェックする側の人たちが金に絡んでこの体たらくでは、どうしようもない。まず、全員バッジを外せといいたい。それに加え、謝罪会見で頭を下げるだけでなく、誰にでも分かるような説明も行ったうえで有権者、国民の批判にさらされてほしいと後始末にも注文をつけたい。
 政治に無関心な人たちが増えており、もっと子どもたちにも地方の行政や議会、国政について勉強してもらいたいと思っているが、これではなんの勉強にもならない。同じ大人として恥ずかしい限りである。
 どうすれば、不祥事がなくなるのか。新たな法律等を整備することも必要ではあるが、自分たちでルールを作るのだから抜け道を考えつきやすいし、これだけ不祥事が続出すればそのルール作りも追いつかない。やはり有権者が「こんな人たちを選ばない」、選挙での間違いのない選択が一番大切だ。来年は統一地方選の年で、日高地方でも選挙がたくさん行われる。有権者には普段から政治家にふさわしい人を選ぶ眼力を持つための努力が求められる。   (賀)

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