梅農家の気持ちを届けたい

 梅の消費拡大につなげようと、みなべ町の梅農家の有志で結成するグループ「紀州七人の梅侍」(山本康雄会長)は、梅のPR用の箱入り梅干しを製作した。1粒ずつビニールで包装された梅干しを温かみのある紙のパッケージで包み、容器には梅ごはんのレシピなどを書いた用紙も添えている。同グループでは「農家のおもてなしの気持ちを込めてプレゼントしたい」と話している。
 梅の価格が低迷している状況を改善していこうと、昨年11月から農家の有志らが会合を重ね、PR用で配布する梅干しのパッケージなどを検討。ことし春には「紀州七人の梅侍」として立ち上げた。名前の由来は、南高梅が誕生するきっかけとなった昭和25年に設立された「梅優良母樹調査剪定委員会」のメンバーが7人だったことにちなんでいる。現在の同グループのメンバーも7人。
 製作したPR用梅干しの容器は6角柱で、大きさは6角形の1辺が2.5㌢、高さが5㌢。個包装の梅干し1粒入りで、箱の上部は梅の花のデザインが施されている。農業振興協議会からの補助を受けて製作。「心込めて栽培している農家の気持ちを受け取る側に伝えたい」というコンセプトで仕上がった。箱の中には梅干しと一緒に「紀州みなべ 梅農家の郷土料理 かんたん梅ごはんレシピ」が添えられ、作り方などを紹介。みなべ町のホームページを閲覧できるQRコードも掲載している。
 今後は、町内の団体などが各種イベントなどに参加した時にもPR用として配る。山本会長は「2年連続で梅の価格が低迷している。なんとか回復できるように取り組んでいきたい」と話している。

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