祭り撮影も最低限のマナーを

 日高地方の秋祭りは2日の印南祭を皮切りに5日は御坊祭、12日と19日は各地で行われ、ピークを迎えた。筆者も3地域の秋祭りを取材。いずれの祭りも熱気ムンムンで、そんな様子を伝えようとその地域ならではの見ものに四ツ太鼓、屋台、獅子舞、勇ましい若衆や楽しそうな子どもたちの姿をカメラに収めた。迷惑をかけないよう注意を払いながら…。
 写真を撮る際、「あと一歩前に出ることができれば」「あの場所に行ければ」。いいショットを撮るために、そんな思いを抱いたことがある人は多いと思う。筆者は写真を撮るのが仕事なので、いつもそんなことを考え、そこから撮影する。とは言っても、それはもちろん場合によりけりで例えば、有名人の講演会やステージなどは撮影に決まりごとがある場合もあり、それを守るのは当たり前。決まりごとのないイベントや催しなどの撮影も含めて、どんな写真撮影も運営や進行、被写体などに迷惑をかけないことが大前提だ。写真撮影のためなら何をしても構わないなんてことはない。
 ある祭りでは、名物の行く先々にアマチュアカメラマンが大挙して移動。お渡りなんて始まると、神を敬うその地域の大事な伝統行事という意識なんてそっちのけで名物を追いかけ回し、至近距離まで近づいたり、周りを気にせず走ったり、他のお渡り行列の邪魔をしたりと行動が目に余った。別の儀式でも邪魔になるので、鬼にササラで叩かれて、注意される場面も見られた。野球で言えば、試合中にダイヤモンドに入って撮影しているのと何ら変わらない。参加者も見物人も、他のカメラマンもすべての人々が気持ちよくいられるよう、最低限のマナーは守ってもらいたい。    (昌)

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